Windows2000,XPの場合
1.telnetクライアントの起動
[スタート]→[プログラム](WindowsXPの場合は[すべてのプログラム])→[アクセサリ]→[コマンドプロンプト]を起動します。
次のコマンドを入力してtelnetクライアントを起動して下さい。
<ENTER>と書いてあるところでは[Enter]キーを押して下さい。
C:\>telnet <ENTER>
以下の画面が表示されます。
2.telnetクライアントの設定
以下のコマンド入力して下さい。
<ENTER>と書いてあるところでは[Enter]キーを押して下さい。
Microsoft Telnet> set local_echo <ENTER>
Microsoft Telnet> set term vt100 <ENTER>
Microsoft Telnet> set codeset jis kanji <ENTER>
以上で、メール削除のためのtelnetクライアントの設定は終了です。
3.telnetクライアントによるメール削除方法
メールサーバに接続しますので、以下のように入力して下さい。
<ENTER>と書いてあるところでは[Enter]キーを押して下さい。
Microsoft Telnet> open mailsv.southernx.ne.jp 110 <ENTER>
以下の画面が表示されます。
その次の空行に対し、次のように「あなたのメールアカウント」を入力して下さい。
<ENTER>と書いてあるところでは[Enter]キーを押して下さい。
user [あなたのメールアカウント] <ENTER>
(例: user taro)※メールアカウントとは@より左側の部分です。
すると次のように返って来ます。
+OK username accepted
ここで「あなたのメールパスワード」を入力して下さい。
pass [あなたのメールパスワード] <ENTER>
(例: pass 3pa43W0d) パスワード認証に成功すると次の表示が返って来ます。
+OK authentication successful
listコマンドで受信メッセージのリストを表示します。
list <ENTER>
すると次のような表示が返って来ます。この例では6件のメッセージを受信している場合を出力を示しています。
+OK scan listing follows
1 1177
2 1177
3 3568120
4 136646
5 1266
6 2218
この結果で3通目に約3.5MB(3568120バイト)の大きなメッセージが届いていることが分かります。このメッセージが受信エラーの原因である可能性が高いでしょう。しかし削除を行うまえに、次のコマンドでメッセージのヘッダを参照し、誰からのどういうメッセージなのかを確認します。次のコマンドは2通目のヘッダと本文の最初の10行を表示しますので、その内容で削除しても構わないメッセージかどうか、判断して下さい。
top 3 10 <ENTER>
内容をある程度確認したら、この3通目のメッセージだけを削除します。
dele 3 <ENTER>
するとこのメッセージに削除マークが付いて、このPOP3セッションの終了時に削除が行われます。
+OK message 3 marked as deleted <ENTER>
※間違って削除用にマークした場合は、rsetコマンドでマークを外して下さい。
rset < ENTER >
+OK all messages unmarked
ここでquitコマンドでセッションを終了させて、該当メッセージを削除して下さい。
注:ここで[quit]コマンドを実行しますとサーバからメールを削除します。
サーバから削除したメールは二度と受信する事はできませんので、ご注意下さい。
quit <ENTER>
ここでquitコマンドの入力が遅れてセッションがタイムアウトしてしまうと、削除マークを付けていたメッセージが削除されませんので注意して下さい。以上でメッセージの手動削除が完了です。